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komamo誕生秘話

komamoを始めるきっかけとなったのは子供たちの何気ない一言でした。ある日子供たちからシフォンケーキを食べたいと言われ、買ってきたのですが納得のいくシフォンケーキではありませんでした。私の納得がいくシフォンケーキを求めていろいろなお店を巡っていたある日、子供達から「そんなにないなら、作ってみればいいじゃん」といわれたのです。これが私のシフォンケーキを探求する日々の始まりとなりました。私の"やるならとことん”という性格もあって、小麦粉など原材料や焼き時間など様々な点をこだわりました。その結果、今まで食べたことがないくらいふわふわでしっとりとしたシフォンケーキが完成!子供達も大絶賛で「こんなに美味しいんだから、売ってみたらいいじゃん」という一言で完全予約制、一日10個限定での販売を開始しました。これが現在のkomamoの前身であるkomamo chiffon?の誕生のきっかけとなりました。お客様の口コミが広がりシフォンケーキが連日完売、予約待ちが発生する状態に。その評判から地元のショッピングモールへ出店、そして全国の物産展に呼んでいただけるようになりました。

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シフォンケーキを全国で販売している中で、「青森県の洋菓子屋さんなのに、どうしてあっぷるぱいを作らないの?」という多くのお声をいただきました。私があっぷるぱいを作らないのには理由がありました。それは…

私があっぷるぱいが大嫌いだということです。あっぷるぱいが苦手なのには三つの理由があました。

1.パンなのかデニッシュなのかよくわからない厚くて、

ボソボソとしたパイ生地。

2.りんごが真ん中にしか入っていないため、りんごに到達するために時間がかかる。

​3.やっとの思いでリンゴに到達したのにりんごがべちゃべちゃしている。

 

あまりに多くのお声をいただくので、あっぷるぱいを数十年ぶりに食べてみることに。しかし、納得のいくあっぷるぱいには出会えませんでした。そこで、「私の苦手をすべて解消したあっぷるぱいなら美味しいに決まっている」という逆転の発想から、あっぷるぱいづくりを開始。とにかくりんごが主役のあっぷるぱいを作るため、シャキシャキとしたたっぷりのりんごを、薄くてサクサクとしたパイ生地で包むことにこだわりました。そうしたらやはり美味しい!私が苦手だったので息子たちもほとんどあっぷるぱいを食べたことがありませんでしたが、その子供達も絶賛。そして、物産展で販売してみたところ長蛇の列ができるほどの好評で、「komamoのあっぷるぱいが一番」や「これが本物のあっぷるぱいだ!」などというお声をいただけるようになりました。こうして現在のあっぷるぱい専門店としてのkomamoが完成しました。三軒茶屋のkomamoでは以前のkomamo chiffon?のあっぷるぱいをより進化させております。パイ生地を100%バター使用のものに変更したり、りんごの量を増量したりとさらにおいしいあっぷるぱいを提供いたします。ワンランク上のあっぷるぱいをお楽しみください。

こんな素敵なお仕事に巡り合わせてくれたのは、子供たち。子供たちの何気ない一言にいつも私の道しるべがあります。そんな3人の子供たちに敬意と感謝を込めてそれぞれの頭文字をお店の名前とするにしました。

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